2020年2月12日 京都 rag

武井努、里村稔、井上弘道、佐藤絵美里(以上 Ts)
牧知恵子(P) 三原脩(B) 森下啓(Ds)

4名からなるフォーテナー。面白そうなので、久しぶりに京都三条のRAGにやって来た。

 本日のセットリスト

1st stage

Four brothers

stolen moments

Li'l Darlin'

naima

 

2nd stage

Fall down

Moon rays

A Nightingale Sang In Berkeley Square

Blues up and down

 

ANC

cantaloupe watermelon

 

4本もテナーがあると、圧巻である。

しかも、それぞれの方の音色や演奏が当然異なるので、その違いを聴くのも楽しい。

里村氏と武井氏の演奏はこれまで聴いたことがあるが、井上氏と佐藤氏は初めて。佐藤氏は噂には聞いていたけどなかなかのもの。まだ23歳?大学卒業して間もないようだ。使用楽器は、コーンの10Mのように見える。若いのにおじさん4名に負けず劣らずの演奏は素晴らしい。

そういえば里村氏はエルクハートのM6を使ってたはずだが、本体はセルマーのものになっていた。ネックだけはエルクハートのようだ。里村氏と武井氏の音色は枯れつつもまとまりのあるハッキリとしたもので私の好み。井上氏のネックスクリューにはあのヤニーブースターが取り付けられていて非常に重厚かつ湿潤な音色であった。楽器もヤマハの最近のモデル? んーヤマハもいい音するなー。

 

選曲も全て良くて、聴きごたえあり。4人でのアンサンブル、各人のソロ、そしてチェイスと、19時半の開演からアンコール終了の22時過ぎまでテナーの魅力をたっぷりと楽しませてくれた。曲中の武井氏の軽妙なMCもなかなかのもの。こんな風にMCやるんやな、勉強になった!それにしてもほんと、すごい腕前の人たちだ。さすがやなー。

 

さて、各曲とも素晴らしかったのだが、興味深かったのはnaima。これはコルトレーンのバラードで有名だが、それをラテン調にアレンジしていたのだ。面白い。そしてアンコールのカンタロープウォーターメロンマン笑。これcantalope island とwatermelon man の合作。なんとテーマを同時に吹くというのだ。2人づつに分かれて。これがぴったりとはまっているからびっくり。いずれも16小節の曲だけど、コード進行違うのになー。面白い。いずれもハービーハンコックの作曲。ホーンが2本以上の場合のセッションで一度やってみたろかな笑。

 

このライブは来て正解だった。でもお客さん、数えてみると13人くらい?少ない!箱的には80人以上入れそうなお店だけど。以前に本田雅人、土岐英史、伊藤たけし、坂田明氏の4名のサックスバンドを聴きに来たときは超満員だった。それに比べるとやっぱ寂しすぎる。出演者7名だから出演料ってほんと僅かだろうな。ミュージシャンって大変。レッスンが一番稼ぎが良いとは聞くけど今回のライブならおそらくレッスン1回分くらいしか実入りないんちゃうかな、と余計な心配をしてしまった。

でも、ほんと良いライブ。また次回も来れたら来ようと思った。

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