学生時代のバイクサークル仲間とプチツー(2020年8月10日)

CB750FB氏とFTR223氏。

琵琶湖周道路を走って、近江八幡の「シャーレ水ケ浜」へ。ここは比良山の対岸に位置し、琵琶湖畔では数少ない崖の上に位置するので、絶景カフェとか呼ばれている人気スポットだ。10時開店直後に到着したが、既にお客さんで賑わっていた。

 

暑い日だけど、日陰で過ごしやすい。

久々の集まりで、バイクの話やらコロナの話やら最近の若者の話やら笑で話題が尽きない。

しばし休憩した後に、再び走り出す。

 

88.7kmで3.88リットル。計算すると、約22.9km/リットル。

良いんじゃないでしょうか!排気音が弾けていたら、やっぱ燃費も良いんだな。ヘッド修理の賜物だ。

 

気温がかなり上昇してきたので、ここでオイル流路をオイルクーラー経由に切り替える。

それまで80~90℃だった油温が約10℃ほど低下する。これくらいならまだオイルクーラー使わなくても良いのかも?

 

この後しばし快調に走っていたら、オイルプレッシャーインジケーターが点灯しっぱなしになった。3000rpmになっても消えない。最初は少し消えたけど、すぐにまた点灯。これはスイッチの異状?停車してチェックしようかなと考えながら少し走っていたけど、なんかエンジンの回転がおかしいのでクラッチ切ってエンジン回転を落とすと、なんとエンストした。ん?これはまずい!

 

路肩にバイクを停止させ、足元を見ると・・・

なんということ!! オイルがダダ漏れだ。

オイルタンクを見てみると、オイルが底をついている。キックを蹴るとクランクは普通に回るので焼き付いては居ないようだ。やばいなー。欠油で焼き付くところだった。

犯人は・・・

ここだ。

配管とゴムホースが外れてしまっている。ここからオイルが噴き出し、圧力がゼロになってしまったのだ。

後ろを走っていたFTR氏が戻ってきて、「オイルが飛んできてたからおかしいと思っていた」とか。なんと!

ここは切替弁からオイルクーラーに至る途中。オイルクーラー経由に切り替えてから、ここが振動で少しづつ外れてきたということだろう。ホースクリップを取り付けていたものの、配管にギザギザとか付いていないし、振動とオイルの浸透でスパッと外れたと推定される。そうかー、ネジ式のクリップを使うべきだったな、と後悔しても仕方ない。とりあえずオイルクーラーバイパス流路に戻して走れるようにするしかない。

 

彼に、近くのお店でエンジンオイルを調達してもらうようお願いし、しばし待つことに。

オイル買い足しの帰着を待つ間に、各部に飛び散ったオイルを拭き取る。

それにしても暑い!

20分ほどでその彼が戻ってきた。ホームセンターでホンダウルトラの1リットル缶を3本。10w-40と10w-30の組み合わせなので、ちょっと柔らかいけど背に腹は代えられない。 プラグを抜き、空キック100回。

 

そしてエンジンを起動すると、目出度し、普通に動くようになった。

あー、良かった。エンジンを壊す寸前だったな。プレッシャースイッチのお陰で最悪の状態を回避することができた。でも、本来なら3000rpmで点灯した時点で停車するべきだったな。

 

後輪の接地面にもオイルが相当付着してたし、カーブに突っ込んでいたら転倒していたかもしれない。危ない危ない。

今回停止したのは、直線平坦路。知人と一緒に走っていたからオイルの調達もできた。幸運がいくつも重なり事なきを得たのだけど、最悪の事態を考えるとぞっとする。カーブで転倒、あるいはエンジン焼き付きでロック・・・ 原因が自分の作業のミスなので、自業自得だけど代償が大きすぎる。

 

最近、コロナ禍でつつましく生活しているという日頃の心がけが幸運を呼んだのか?笑

いずれにせよ、これは神様からの何かの啓示かもしれぬ。より重大な事態を引き起こさないために、ちょっといろいろと慎重に作業なり生活なりをすべきだな。

 

反省の夏・・・。

自宅に帰着後、ここの配管が振動しないよう仮で固定するとともに、ホースバンドをネジ式に交換。

ホースも少し長めに切って配管に差し込んだので、この配管位置をステーと一体化すれば、ホースには通常で長手方向に圧縮力がかかることになる。よって外れ得ない、ということだ。でも、見栄えがあまり宜しくないのと、タイラップが劣化して切れたときにフェールアウトになるリスクがあるので、ちょっと恒久対策を考えないとな。

オイル流路微修正(2020年8月14日)

ビフォー。

オイルクーラーに入る直前のホースがエキパイと接触しているのでゴムの劣化が心配。ここが亀裂いくとまずいので、少しでもエキパイから距離をとりたいところ。

アフター。

下側の、例の配管を2cm切断し、ホースのとり回しを変更した。こうすることで、ゴムの劣化も少しは抑制できるし、配管を短くしたことから振動の影響も多少は軽減されそう。タイラップを2本かけて固定し信頼度を増して、一応これで様子を見てみたい。

 

上から見た図。

オイルクーラーへの流路をフレーム側にギリギリに寄せたということ。最初からこうすれば良かったかもな。

 

ついでにオイルも交換しておく。

オイルまき散らしの後に投入したのは暫定的に手に入った10W-40と10W-30のブレンド。W3にしては粘度が低い。油圧インジケーターも時に3000rpmまで点灯しっぱなしになるという嫌な状態だったので、やはりもとの20W-50に入れ替える。

オイル入れてから70kmほどしか走っていないけどこの黒さ。フラッシングオイルみたいな。

 

新たに入れたのは、前から使っているシェブロン20W-50。これがコスパがとても高くて気に入っている。時々破格でネット通販されているのだが、たまたま先日ネットで見てたら1リットル×12本で送料込みで約6千円だったので即購入。

やはりW3の夏は20w-50だな。

 

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