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コピー初め

今年の正月は京都の自宅でほんとゆっくりした時間を過ごしている。

今日は自宅ではサックスは禁止だし、さすがに正月はジムもお休みだし、朝からお酒飲んでるから車で初詣というわけにもいかず。

で、結局何をしていたかというと、耳コピ笑。

 

それもジャズではなく、このところ少しはまっている曲。宇多田ヒカルのStay Goldだ。

年末にサックス雑誌でとあるソプラノ奏者の記事を読み、そのアルバムをapple musicでダウンロードしたら、一曲目がこれだった。聞いたことのある曲だったけど、ソプラノサックスのもの悲し音色がこの曲のメロディーにドンピシャで思わず涙が笑。 あーこの曲吹きたい!

とりあえずネットで検索してみると、何とコード進行は超シンプル。ソプラノサックスで言えばAメジャーの調性の範囲内。。Ⅳ△7-Ⅴ7-Ⅰ△7-Ⅵm7進行と、Ⅱm7-Ⅴ7-Ⅲ7-Ⅵm7進行の二つのパターンだけ。しかも使っている音数はめっちゃ少ない。それでこのような名曲を生み出す宇多田ヒカルというのはやはりすごいな。

 

 

原曲はR&Bだけど、私の聞いたアルバムはピアノとソプラノサックスのデュオでとてもしっとりとした演奏。ソプラノサックスのソロがあって、そこがまた超魅力的。心から湧き上がってくるような熱い想いが綺麗に描かれていていて、これはコピーするしかないでしょ!ということで元旦のお昼から自室に籠ってコピー。テーマのメロディー自体はとてもシンプルなので簡単だけど、ソロのところは何回も何回も聴き直しては書き直しの繰り返えし。細かいところでは間違いが多々あるものの、そのあたりは耳で覚えて、ということで書き譜での厳密さは求めない笑。というか無理笑。

 

これ、ぜひどこかで披露したいなと思う。ソプラノサックスで、ニュアンスを大事に頑張って物真似に徹してみようと年始の決意だ。