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博多用バイク

博多用にバイクを購入した。MTX200R。

ヤフオクでポチッと。お値段は10万円に届かないくらいなので、この状態のバイクにしては安価だ。今や生産していない2ストロークエンジン。白煙を吹いて加速する30数年前の製品。ヤフオクの商品紹介欄の写真と動画を食い入るようにチェックし、これなら問題ないと目利きして落札したものだ。古いバイクだからいろいろトラブルはつきものだけど、エンジンの音を聞くと好調なのが分かる。

実はこれと同種のMTX125Rというバイクを実は大学3回生のときに乗っていた。だから好調なときの音を耳が覚えている。当時私が乗っていたCBR400Fと物々交換だったなあとか、木屋町とか二人乗りで飲みに行っていたなあとか、いろいろ笑と思い出す。

 

さて、今回の購入先は熊本在住の方。事前に待ち合わせをして1/27の日曜日に引き取りに。

朝早くの「さくら」に乗車し、車窓はなんと雪景色。熊本駅に到着したのは朝8時。外は超寒い。

 

休日の朝早くに出てきていただいた御礼のお土産を渡してバイクを受け取り、博多を目指す。

途中、道路際の温度計をみると、-1℃! そら寒いわ。幸い道路が凍結していなかったが、慎重に走行する。なんたってバイクに乗るのがもう2年以上ぶりだし。寒いことは想定していたので、使い捨てカイロを10個体のあちこちに貼り付けてきたし、超着込んできたのでしばらくは寒くなかった。しかし、1時間くらいたってくると、指先と足の先が冷たくて仕方ない。途中休憩したらもう走りたくなくなるだろうと思い、そのまま博多の寮まで一回も休憩せずに走りとおしてきた。もちろん下道で。到着は11時過ぎ。やはり100km走ると下道なら3時間くらいかかってしまう。

 

到着後はともかく寒くて仕方がないので、寮の大風呂で体を温める。手足がしびれて感覚がなくなっていたが、じわりと元に戻ってくる。あー、やはりバイクは疲れるな笑。

 

博多の単身赴任が約1年半。いつまで続くのか分からないけども今年の夏はこれで九州のあちこちを巡ってみたい。でもその前にタイヤを交換せねば。このバイク、オフロード専用タイヤがついている。前のオーナーが河川敷でオフロード遊びをするために使っていたらしいから。このタイヤ、オフロードでは抜群のグリップを発揮するのだろうけど、オンロード、特にカーブではなんともハンドリングが悪い。曲がってくれないし、リーンを深めていったときに不安定な挙動をする。やはり、オンロード用にしないと折角のツーリングも台無しになるかもしれない。

 

写真は寮の駐輪場。自転車には屋根があるのに、バイクには無いというのが理解できない。なんでこんな設計にしたんだろう。考えられないわ。だから、ZとWは絶対に持ってきたくなかったわけだ。  いろいろ直したいところもあるので、京都の自宅から工具を持ってこないとな。しばらくはマラソンとライブ向けの練習のため乗る機会はあまりないと思うが、3月4月にはどこか行こうかな。