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kiyomi ライブへ

今夜は、久しぶりに朝潮橋のkiyomiに出かけることにした。

お目当ては、このライブ。知人??のピアノの方が出演するので。

実は、別の場で知人のバンドのライブを二回聴いて、そのメンバーのこの方のピアノがとても気に入ったのだ。とても優しいピアノを奏でる方で、私はいつかはこんなピアノと一緒にバラードを演奏してみたいなあと思っていたので、ドンピシャという感じ。

 

そして、そのライブの後にフェイスブックで友達となり、少しメッセンジャーでお話したあと、意を決して高槻ジャズにデュオで応募のお誘いをしたところあっさりOKとなった! もう出演が決まったかのような喜びようである(笑)。しかし、一回目の抽選には漏れてしまい、今日現在二回目の抽選結果待ち。まあそれはともかく、そんな無茶振りでも応えてくれる方ということで、お礼兼ねてライブに行くことにしたということだ。

ネット上は知人となっているものの、まだ言葉を交わしたこともほぼないと言っていいくらいの間柄。会場に入ったら、ママさんが「さりかちゃんとの知り合いですか?」と聞いてきたのだけど、「知人のような、そうでないような」という何ともよーわからん返事をしてしまった・・・

 

で、ライブ。今日の曲はジャズではない。日本の歌謡曲、それも懐かしい曲が多く、しっとりとした雰囲気の静かなライブで良かった。この方、弾き語りするんですよねー。とて魅力的な歌声だった。沢田研二の「時の過ぎ行くままに」とか、ひょっとしたらジャズスタンダードにでもしたいくらいの名曲やな。口笛も上手に吹いていてびっくり。このバーのママのkiyomiさんも可愛い歌声をされてこれまたびっくり。ピアノ、やはりとても優しいですね。ボキャブラリーが少ないので上手く表現できないけど、上手というより優しいんですよね。弾き方、音づかいなどが。こういう綺麗な音を聞いていると、気分が落ち着くわ。

 

ライブの最後には、会場に来ていた方皆で「上を向いて歩こう」を歌い、私のところにもマイクが回ってきたので少し歌わせてもらい、次にマイクを回した方が私の横で歌ってくれたのだが、この曲の歌詞はなんというか少し涙ものですね、歌う人が歌うと! もう、心に響くというか、ひとりでつらい思いに耐えていた時のことを思い出してしまうというか。この方はシットインでライブ中にも1曲歌われたのだけど、その時にも涙を誘われたので、結局2回も泣かされてしまった!(笑)

 

さてこのライブではもうお一人お知り合いになることができた。今回アコーディオンをとても魅力的に弾かれていた池永裕子さん。演奏後、少しお話をさせてもらったところ、京橋のbeehiveでセッションホストをしているとかで、来週末にもやっているので来てくださいとのこと。アマチュアらしいのだけど、凄いですねー。ニコニコしながら楽しそうに演奏しているので聴いている方も楽しくなる、そんな魅力のある方だった。都合が付いたら行ってみようと思う。

 

しかし楽しい時間が経つのは早いもので、既に時刻は22:30を過ぎ、まだ盛り上がっている会場を後に、私はひとり帰途に。

 

そしたら、大阪駅の環状線ホームで来週一緒にライブをするバンドの二人とばったり。そのバンドのピアノ女子はいつになく酔っていて、妖艶な感じ。「〇〇さーん」と言いながら私に抱きついてきたのでびっくりした。いつもはそういうことしない子なんだけどね。ベース氏と私で電車にそのピアノ嬢を乗り込ませ、三つ目の駅で降りるのよ!と子供に言い聞かせるようにして見送った。面白いわ、こんなことあるんやね。ベース氏いわく、バンド練習後大分飲んだらしい(笑)。

 

という盛りだくさんの節分の夜でしたー。もちろん、帰宅してから、恵方巻きを食べましたよ!