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下心

この数日、いろいろ考えるのである。この下心ということについて。

 

普通に考えると二種類に分類されるであろう、この下心は。

ひとつは、ある目的を持ち、お互いの利益につながりえる下心である。これはビジネスの世界では必須要件と言えるかもしれない。プライベートにおいても、もちろん良くあること。

もうひとつは、ある目的を持ちつつも、それがお互いの利益には必ずしもつながらない下心である。前者をWIN-WINとするならば、こちらはWIN-LOSEの関係性といえるだろう。

 

しかし、これらはそれぞれ更に二つに分解されるように思う。

つまり、その目的が善意か悪意か、ということ。

悪であればWIN-WINであっても、それは結託した犯罪だ。時代劇で出てくる悪代官と越後屋みたいな、最悪のパターン。一方、善のWIN-WINは最高である。公私ともどもこうありたいものだ。

 

ではWIN-LOSEはどうか。

善の場合、これは更に2種類ある。ひとつは直接的な取引関係におけるもの。この場合は善であったとしても、相手がLOSEになる、あるいはその可能性があるというものであれば、それは独善的であるからあまりよろしくない。しかし、利害関係として健全な競争下にある二者間の場合は、お互いの切磋琢磨の結果としてのものだから、社会全体の利益を考えると必ずしも良くないものではない。

 

最後に悪であるWIN-LOSE。これは、まさに詐欺行為であり、やはり最悪だ。

 

ところで、悪意のWIN-WINを狙っている悪代官と越後屋。これ、犯罪が発覚したらお互いに相手のせいにして自分の無実を主張しそうな話だ。これもまた昔人気だったテレビ番組、「ハングマン」でよく見たような場面だ。私はこんなパターンには陥ってはいけないなと、当たり前だけどそう思う。

やはり、最も素晴らしい善意のWIN-WINを目指していかないといけないな。これからも健全で善意の下心を養っていこうと改めて思う。

いろいろ書き出してみて、あたりまえの結論に至った。考えることはやはり良いことだな。 よし、今日も飲もう!