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人とのご縁について

このことを最近よく考えることがある。

 

長い間親しくしていても、あることをきっかけにパタリと関係が途絶えてしまったり、あるいは逆に20年以上連絡していないような旧友と同窓会等で再会してからライン友達になって以前のように他愛も無いことで楽しんだり、というような人とのご縁に関するいろいろなことが特にこの1,2年で頻繁に起こるようになったからかもしれない。

 

長いスパンでみたら前者の方ともまたいつか親しくさせていただくことがあるかもしれないからなんとも言えないんだけども、それはその方とご縁があれば、ということなんだろうなと思う。後者の方々とはそういう意味で、ご縁があったということなんだろう。中には30年以上振りの再会なのに普通に喋っている方もいるし。

 

無理しても仕方が無いところが人間関係で、自然に時の過ぎるままにしておくことが大事なのかもしれない。ご縁がある方の場合は、長いブランクがあってもまた関係が再生するし、やはりご縁が無かったという方の場合は逆にそのまま疎遠になってしまうのだろう。そのどちらの方に転ぶかということは、見えざる手によって分けられているような気がする。私自身の心の持ちようとしては、その見えざる手が施した結果は、その方の人生、そして私の人生においてのいずれにも良い方向に作用していると信じることなんだと。

 

それでも、なんとも割り切れない感情が湧いてくることもある。けど、そこはぐっと飲み込み、ついでに焼酎も飲み込む今夜である。