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永年勤続者表彰

私は平成4年に入社したので、昨年度末で勤続25年となった。もうそんなに経ったか、というのが正直なところ。それなりの年齢にも達するので、社内ではこの賞は「もうろく賞」で通じている。自分がもうろく賞を頂く歳になったとは、感慨深いものがある。

平成4年と言えば、新幹線高速試験車両WIN350が当時の日本最高速度記録350.4km/hを達成した年でもあった。もう昔話の領域やね。当時胸を躍らせた記憶がある。私もこのWIN350での技術開発に少し携わることが出来て、500系の300km/h運転で実用化されたものもある。新幹線の高速化に欠かせない技術だと密かには思っているんだけど。今でも全ての新幹線車両にちゃんと装備されているしね。まだ20代後半くらいの仕事。あの頃、上司から仕事で散々ダメ出しされ、「ふざけんなバカヤロー」と心の中で怒りながらも再起をかけ毎晩終電になるくらい本当に一生懸命仕事したり。元気やったなー。当時の残業代払ってよ、と言いたい(笑)。

それから新幹線からは離れ、主に京阪神での在来線の仕事をしていたのだが、3年前から再び新幹線の仕事をすることになり今に至っている。改めて私が所属した職場の数をかぞえてみると、14か所!え!25年で14か所って多くない?まあ半年しか居なかったところもあるから、実際には2~3年ピッチで異動してきた感じかな。在籍していたエリアで言えば、金沢(1年)→神戸(2年)→大阪(22年)→博多(5か月)。圧倒的に大阪だ。東京や海外でも仕事したかったんだけどね。

 

さて、この表彰式。本日、グランヴィア京都で開催され、終了後は懇親会も付いていた。役員を交え、同期が勢ぞろい。同期は約160名!家族同伴の人も多いので、グランヴィア京都の最大の宴会場である「源氏の間」を全部使い切っての着席正餐会だ。もう壮観だ。銀器がきらきらしていた。食事も大変すばらしく、同期や役員との会話も楽しく、良い表彰式だったと感謝の思いで一杯だ。賞状や副賞品もたくさん頂き、なかなかうちの会社もええ会社やなーと思ってしまう。人って現金なもんやね。まだまだこれからも仕事で成果をあげて、世のため人のためにならんといかんなー、との決意を新たにした日だった。ジャズも頑張り、仕事も頑張るよー。って、順番が逆か?(笑)